浦和美園 学習塾CLOVERです。
突然提言が増え始めた、「新学期9月始まり」論。
是非はともかくとして、どうして日本は4月始まりなのでしょう。
明治時代は欧米に習い9月始まりだったようですが、なぜ4月になったのかは諸説ありそうですね。
①大蔵省(現:財務省)のごまかし
これは「チコちゃん」で紹介されていた説です。
ある年まで会計年度が8月終わりだったようですが、それでは予算が足りないということで特例的にそのあとの半年分をくっつけちゃったみたいですね。
すると、次の年度は4月~8月分しかお金がないわけで、じゃあまた半年分(9月~3月)をくっつけちゃおうとやってるうちに、必然的に4月~3月のくくりができていったとか??
②徴兵制度に対抗するため
当時は9月始まりの大学から、体力・知力ともに優秀な人材を先に引き抜こうと徴兵を4月登録にしたとか。
それに対して、高校・大学側も4月入学にして対抗したという説もあります。
もしこれだけのことであれば、たしかにどうしても4月始まりである必要はなさそうです。
ただ短期間で社会の大きな枠組みを変えてまでやることなのかどうか… という気はしますね。
現在は4月~3月生まれの子どもたちがひとつの学年に収まっていますが、それを維持したまま移行していくのでしょうか。いつか9月始まりがあたりまえになっていったときに、そういえば「なんで学年は4月~3月生まれなの?」って疑問に思う世代が出てくるかもしれませんね。
仮に次の次の新入学児童(今の年中さん世代)から、学年も9月~8月生まれとやってしまうと、その学年だけ人数半分だし、同じ学年だったのにわかれてしまうし、考えるといろいろむずかしそうですね…。
さて、このシリーズも次回で最後にします。
最後ぐらい自分の意見を述べてみたいと思っています。
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