10日ほど前のニュースになりますが、
千葉県の学習塾で結核の集団感染が発生したと報じられていましたね。
船橋市で結核の集団感染事例、学習塾で56人が感染
http://resemom.jp/article/2016/08/29/33468.html
明日は我が身・・・
自分が結核にかからないという保証はありませんから、気をつけなければと身が引き締まるばかり。
そこで思い出したこと。
僕たちCLOVERの講師は、以前大手学習塾で講師の育成担当をしていたことがあります。
学生講師から常勤講師まで、何十人、何百人と
授業時の基本姿勢や、授業法などを伝えてきました。
もちろん主な仕事は「育成」と「適性の見極め」ということになりますが、
胸部X線の結果を提出してもらってチェックすることも大切な仕事の一つです。
あるとき、すごく熱心で、立ち振る舞いや授業のテンポのよさなどが秀逸な学生講師に出会いました。(めったにいませんが・・・)
ところが彼は胸部X線の検査に引っかかっており、現場に送り出すためには再検査が必要でした。
たしか肺気胸だったか何かでよく引っかかるのだと彼は言っていたような記憶がありますが、
スタッフを現場に出せるかどうかの最終判断をしなければいけない立場として、
結核の疑いがあるかもしれないとしたら辞めさせなければならないと悩みました。
現場に送り出してから「やはり結核だった」では済まされません。
他の研修スタッフにも相談し、つらい決断でしたが、
彼に事情を話し、これ以上研修を続けられないという話をしました。
今回のニュースについてですが、
チェックが厳しかったと思うので、僕たちがかつて勤めていた大手進学塾ではないと信じています。
とにかく自分たちも子どもたちに迷惑をかけないように、
日頃から体調管理に気をつけないといけませんね。