前回の続きです。
オススメの辞書について紹介していきます。
私見が思いっきり入っています。ご容赦くださいませ。
◎ Challenge 中学英和辞典(ベネッセ)
旭屋書店浦和美園店 人気5位!
一語一語に関する詳細な説明についてはやや事欠く部分もありますが、非常に見やすく、中学レベルで必要とされる文法・熟語がちゃんと入っていて、入門者には非常に使いやすいものとなっています。特に、重要動詞の取り扱い方については秀逸です。
中3から高校への架け橋としてはやや物足りないので、いずれは辞書の買い替えが必要となります。(まぁ、入門書用の辞書はすべて買い替えが必要とされるわけですが。)
定期テストや北辰テストぐらいのレベルで、よく出る単語・熟語を勉強していくのにはピッタリなので、買って後悔することはないと思います。
◎ ベーシックジーニアス(大修館書店)
大学受験用の辞書として、一世を風靡した感のあるジーニアス。そのシリーズの初めの一冊という位置づけです。入門者用としては、少々レベルが高いものであはりますが、一応、入門者を意識して、単語にカタカナによる発音がふってあります。これは、入門書用の辞書であればどれも当たり前ですけど。
また、文法用語がバンバン出てくると、中1・中2のうちはさっぱりわからなかったりするので、「make O1 O2」「make O C」などの表記はせず、他の表記で代用しています。……といっても、「make A B」
「make A C」としているだけですが。うーん、このあたり、やはりジーニアスは中・上級者用の辞書といったところでしょうか。
子どもたちのご両親の世代ですと、「ジーニアス」を使ったという方がもしかしたら多いかも知れません。いずれはジーニアスを使わせたいから、最初からジーニアスシリーズで行くぞー! ……という気合があふれているご家庭ならばどうぞ、といった感じです。
◎ プログレッシブ中学英和辞典(小学館)
重要な語は文字がかなり拡大されており、非常に見やすいです。例文も充実。comeとgoはどうちがうのか、前置詞の視覚的イメージなど、文法に力が入っている辞書という印象です。入門者用の辞書として、目的を十分果たせる一冊。買って後悔することはないでしょう。
付録のページに、ドラえもんの1コマを使って会話例などが載せられています。
さすが小学館。