3/5(土)から、新中3の授業が始まりました。
こちらとしては
「現中3生の入試が終わったのだから、次の受験生として扱わせてもらう」
という宣言をして、ガラッと意識を変えてもらう必要があります。
ただ、生徒の立場で考えれば、
前日まで、中2生として学年末テストの勉強をしていたので、
急に中3生として扱われることに戸惑いがあるかもしれません。
思えば一年前、学習塾CLOVERは開校したばかりでした。
3月は体験期間としており、生徒を募集する段階でした。
だから、どちらかと言えば、生徒の皆さんにこの塾をなんとか気に入ってもらおうと
やや守りの授業に徹していた気がします。
しかし、今年は違います。
生徒たちのほとんどは、一年前からこの塾でともに勉強し、
それなりに信頼関係を築いてきた仲間たちです。
新たな学年を迎え、少しぐらい厳しくしたところで
「なんなの、これ?」と反感を抱くような子たちではありません。
初回授業では、受験生としての心がまえを散々話しました。
厳しい話もしましたし、ボクらが求める受験生像についても話しました。
それぞれの目には、この一年に対する「覚悟の灯」が宿っていました。
その後の授業もすばらしい雰囲気でした。
一気に「受験生」へと変化した瞬間でした。
この意識が安定して継続するとは微塵も思っていませんが、ひとまず良いスタートが切れたような気がします。